技術情報 Technical information
スーパーエンジニアリングプラスチック射出成形 Technical Detail

スーパーエンジニアリングプラスチック(以下、スーパーエンプラ)※は、一般的に使われる汎用樹脂に比べて、耐熱性、耐薬品性等の物性が非常に優れています。当社では、スーパーエンプラを使用した医療向け製品の量産実績がございます。
※エンジニアリングプラスチックの中でも特に耐熱性などに優れており、概ね151℃以上の耐熱性を持つ高機能な合成樹脂の総称
スーパーエンプラの特性
融点が高いことなどにより取扱いが難しく、製品化には高度な技術が必要とされるスーパーエンプラですが、耐熱性、機械的強度、耐薬品性、耐摩耗性などの優れた特徴を有しており、自動車のエンジン回りや電装品の部品、電子機器、医療機器など多くの分野で使用されています。スーパーエンプラの種類によっては、人体に有害な物質を使用しないため、安全性が高く、医療機器の人体に触れるような部分でも使われるケースが増えています。当社では主に医療関連製品向けの射出成形製品で量産実績を持っております。
南部化成株式会社の
スーパーエンジニアリングプラスチック射出成形
2つの特徴
01
スーパーエンプラ対応の設備仕様
生産に使用する射出成形設備を、材料の可塑化に使用するスクリューに耐熱・耐摩耗性の加工を施し、汎用樹脂に比べて高圧となる充填圧力に耐えるため、通常の成形機よりもスクリューの回転数を上げられる仕様とするなど、スーパーエンプラに対応・特化させたものとしています。 また、スーパーエンプラを使用する医療関連製品についても、クリーンルーム内で生産しており、より高品質かつクリーンな製品のお届けが可能です。
02
スーパーエンプラ対応の金型仕様
スーパーエンプラは一般的な汎用樹脂と比べて材料の溶融温度が高いため、成形加工時に材料から発生するガスが製品に付着し、製品外観の不具合を引き起こします。この対策として金型にガス抜き機構を設けるとともに、適正なサイクルで定期的な金型メンテナンスを実施しております。 また、金型の寸法精度を一般的な金型よりも高めることで、製品として要求される精度を満たしています。
南部化成株式会社の
スーパーエンジニアリングプラスチック射出成形の活用事例
スーパーエンプラよる医療向け製品
当社では長年培ってきた射出成形や金型の知識や経験を活かし、医療向けの中でも特に人の体内に入るものなど高い生体適合性が必要な製品を、スーパーエンプラを活用して製造しています。
よくあるご質問
Q
スーパーエンプラ射出成形でどの様なものができますか?
A
材料の優れた特性を活かした機能品が作れます
自動車向けでは金属部品代替の樹脂機能部品、医療向けでは生体適合性を活かした体内用の製品等が作れます。 当社ではクリーンルーム内に専用の製造設備を導入しており、特に生産環境が重要な医療向け製品の製造を行うことが可能です。












