技術情報 Technical information

DX(デジタルトランスフォーメーション)推進 Technical Detail

当社では、製品の製造工程においてもDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しております。
特に、長年に渡り「人の目」、「人の手」に頼ってきた製品の検査工程において、画像認識とAI(Artificial Intelligence:人工知能)の組合わせによる自働化の取組みが急速に進んでいます。

二次加工製品の自働検査アプリ

樹脂成形品に対してQRラベル・パッキン・注意ラベル等の貼付けや、部品の溶着等の二次加工を施す製品の検査工程に、画像認識とAIの組合せにより、加工忘れや誤組付け等の不具合を自動検出するアプリを開発し、不具合品の次工程流出防止に活用しております。

南部化成株式会社の
DX(デジタルトランスフォーメーション)推進
2つの特徴

01

画像認識用カメラによる製品検査時の画像記録

画像認識用カメラによる製品検査時の画像記録

画像認識用のカメラを活用し、製品の二次加工後の検査時に画像記録を行っています。製品に貼付するQRコードの情報と画像記録データを照合することで、その製品の加工時の状態までを遡って画像で確認する事も出来ます。

02

AIによる不具合判定・検出

製品に組付けるラベルや溶着部品には組付け方向の指定がありますが、当社で採用したAIでは、その方向まで判別が可能である為、貼り間違えや溶着ミス等の不具合も判定・検出が出来ます。

南部化成株式会社の
DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の活用事例

 QRコードラベルによりトレーサビリティを確保

QRコードラベルによりトレーサビリティを確保

製品に貼付されたQRコードラベルから、その製品を加工した日付や時間等の情報が瞬時にわかる様になり、トレーサビリティが確保できました。

QRコード照合により品違いを防止

QRコード照合により品違いを防止

製品自体に貼付するラベル、梱包箱に貼付する明細ラベルおよび生産指示書のそれぞれに、品番等の情報をQRコードとして印字し、作業時にこれらを読取り・照合する事で、品違いを防止しています。

関連技術 Relation technical
射出成形

二次加工・組立

射出成形

自動化・省人化

射出成形

異形押出成形

射出成形

木目加飾押出成形

射出成形

大型・中型射出成形

射出成形

小型射出成形

関連製品 Relation product
住宅住設関連事業

押出成形品

住宅住設関連事業

大型押出成形品

住宅住設関連事業

LED照明カバー

住宅住設関連事業

透明/半透明押出成形品